こんにちは、三井サラリーマンです。
「副業を始めたいけど、失敗したくない…」
「どんな落とし穴があるのか事前に知りておきたい」
「実際にやってみた人のリアルな失敗談を聞きたい」
そんな風に思っていませんか?
実は僕も副業を始めた1年半前、「絶対に失敗したくない」と思いながらも、結果的にたくさんの失敗をしてきました。
今振り返ると、その失敗があったからこそ今の安定した副業収入(月5万円以上)があるのですが、当時は「もっと早く知っていれば…」と思うことばかり。
この記事では、僕が実際に体験した7つの典型的な失敗パターンと、それを避けるための具体的な方法をお伝えします。
この記事でわかること
- 副業初心者が必ずハマる7つの失敗パターン
- 各失敗の具体的な回避方法と対策
- 実際の失敗体験談と学んだこと
- 今日からできる具体的なアクションプラン
- 失敗を最小限に抑えて副業を軌道に乗せる方法
結論:これだけは絶対に避けて!副業初心者の7大失敗
まず結論から先にお伝えします。副業初心者が特に注意すべき失敗は、この7つです:
- 完璧主義になりすぎて行動できない
- 会社の副業規定を確認せずに始める
- 税金・確定申告の準備を怠る
- 「簡単に稼げる」系の怪しい案件に手を出す
- 時間管理を軽視して燃え尽きる
- 効率化ツールをケチって消耗する
- 短期間で成果を求めすぎて挫折する
それぞれ詳しく解説していきますね。
失敗1:完璧主義になりすぎて行動できない
僕がやってしまった失敗
副業を始めようと決意した僕は、まず「完璧に準備してから始めよう」と考えました。
ブログを始めるなら最高のテーマを選んで、デザインも完璧にして、10記事くらい書き溜めてから公開しよう。クラウドソーシングも、提案文を何度も推敲してから応募しよう…
結果、3週間経っても何一つ始められない状態に。
「準備が整ったら…」「もう少し勉強してから…」と言い続けて、気がつけば1ヶ月が過ぎていました。
なぜこの失敗が危険なのか
完璧主義の罠は、永遠に行動できないことです。どれだけ準備しても「まだ足りない」と感じてしまうんですよね。
特に会社員の僕たちは、本業では「失敗=評価に響く」という環境にいるので、副業でも同じように考えてしまいがち。
でも副業は小さな失敗を重ねながら学ぶもの。完璧を求めすぎると、一番大切な「実践経験」を積む機会を失ってしまいます。
具体的な回避方法
「60点でもまず始める」これが僕の学んだ最大の教訓です。
- ブログなら1記事書いたら即公開
- クラウドソーシングなら提案文を30分で書いて応募
- 完璧でなくても「今できる最善」で勝負
実際に僕がクラウドワークスで初案件を受注したときの体験談は、こちらの記事で詳しく書いています。提案文の具体例も公開していますので、参考にしてみてください。
【体験談】「どうせ無理」と思ってた僕がクラウドワークスで初案件を受注するまでの全記録
失敗2:会社の副業規定を確認せずに始める
僕がやってしまった失敗
「うちの会社は副業OKって聞いたから大丈夫だろう」と思い込み、就業規則をちゃんと読まずに副業をスタート。
2ヶ月後、同僚との雑談で「副業って申請が必要なんでしょ?」と言われて慌てて確認したところ、事前申請が必要だったことが判明…
幸い大きな問題にはなりませんでしたが、冷や汗をかきました。
なぜこの失敗が危険なのか
副業がバレた時の影響は、金銭的損失以上に深刻です:
- 懲戒処分や減給の可能性
- 上司や同僚からの信頼失墜
- 昇進・昇格への悪影響
- 最悪の場合、転職を余儀なくされる
「知らなかった」は通用しません。
具体的な回避方法
副業を始める前に、必ずこれらを確認しましょう:
- 就業規則の副業・兼業に関する条項
- 申請や許可の要否
- 禁止される副業の種類(競業避止義務など)
- 労働時間や健康管理の制約
僕の会社の場合、事前申請は必要でしたが、申請すれば基本的にはOK。むしろ「スキルアップに繋がる」として応援してくれる雰囲気でした。
副業がバレるリスクとその対策については、こちらの記事で詳しく解説しています:
失敗3:税金・確定申告の準備を怠る
僕がやってしまった失敗
「最初は少額だから確定申告なんて関係ない」と思い、収支の記録を全くつけていませんでした。
ところが開始3ヶ月目に思った以上に稼げて、年間20万円を超える見込みに。慌てて領収書を集めたり、銀行の記録を遡ったりして、確定申告の準備に丸2日かかりました。
しかも経費として計上できるものを見落としていて、数万円損をしたと思います。
なぜこの失敗が危険なのか
副業収入が年間20万円を超えると確定申告が必要です。準備を怠ると:
- 申告期限に間に合わない可能性
- 経費の計上漏れで税金を多く払うことに
- 会社に副業がバレるリスク(住民税の額で発覚)
- 最悪の場合、税務調査の対象に
具体的な回避方法
副業開始の初日から収支を記録しましょう:
- 家計簿アプリまたは会計ソフトの導入
- 銀行口座・クレジットカードとの連携
- 経費に使える項目の把握(書籍代、セミナー費、PC関連費用など)
- 領収書・レシートの保存習慣
僕は現在、マネーフォワードMEで家計管理をして、副業関連の支出は全て記録しています。
家計簿アプリの選び方と使い方については、こちらで詳しく比較しています:
【2025年版】20代におすすめの家計簿アプリ5選|ズボラな僕が資産形成を加速できた最強の相棒
確定申告の詳しい手順については、実体験ベースでこちらにまとめました:
【2025年版】副業の確定申告を完全解説|20万円ルールから経費計算まで
失敗4:「簡単に稼げる」系の怪しい案件に手を出す
僕がやってしまった失敗
副業を始めて1ヶ月、なかなか成果が出ない時にInstagramで「スマホだけで月10万円!主婦でも簡単!」という広告を見つけました。
「これなら…」と思って詳細を聞いてみると、高額な情報商材の購入が必要とのこと。幸い冷静になって購入は避けましたが、一歩間違えれば数十万円の損失でした。
なぜこの失敗が危険なのか
怪しい副業案件の特徴:
- 「簡単」「誰でも」「確実に」などの甘い言葉
- 具体的な作業内容が不明確
- 初期費用や教材費が高額
- 成功事例が怪しい(顔出しなし、具体性がない)
一度騙されると、時間もお金も失い、副業への意欲も削がれてしまいます。
具体的な回避方法
怪しい案件を見分けるチェックポイント:
- 具体的な作業内容が明記されているか
- 初期費用の妥当性(相場との比較)
- 運営会社の実在性(会社概要、連絡先)
- 口コミ・評判の確認(Google検索で「○○ 詐欺」「○○ 口コミ」)
まずは自分で1円稼ぐ体験をしてから判断するのがおすすめです。クラウドソーシングで小さな案件を受注すれば、「副業の相場感」が身につきます。
安全で確実な副業から始めたい方は、こちらの記事を参考にしてください:
【初心者向け】会社員でもできる副業おすすめ5選【AI活用あり】
失敗5:時間管理を軽視して燃え尽きる
僕がやってしまった失敗
副業開始当初、「とにかく時間をかければ成果が出る」と思い込んでいました。
平日は本業から帰宅後の21時〜深夜1時まで4時間、土日は各8時間ずつ副業に充てる計画を立てました。
最初の2週間は何とか続けたものの、睡眠不足で本業のパフォーマンスが落ち、体調も崩してしまい、結果的に副業も続けられなくなりました。
なぜこの失敗が危険なのか
時間管理の失敗は副業継続の最大の敵です:
- 本業への悪影響(集中力低下、ミス増加)
- 健康面のリスク(睡眠不足、ストレス)
- 家族や友人との関係悪化
- 燃え尽き症候群で副業自体を諦める
副業は短期間で結果を出すものではなく、長期戦です。
具体的な回避方法
持続可能な時間管理のコツ:
- 一日の作業時間を制限する(平日1-2時間、休日3-4時間)
- 睡眠時間は絶対に削らない(最低6時間は確保)
- 週1日は完全休養日を設ける
- 本業の繁忙期は副業をセーブ
僕の現在のタイムスケジュール:
- 朝活30分:ブログ執筆やアイデア整理
- 夜2時間:副業作業(22時には必ず終了)
- 土日午前中3時間ずつ:まとまった作業
- 日曜夜:完全休養・リラックスタイム
この時間配分で、安定して月5万円以上の副業収入を維持できています。
失敗6:効率化ツールをケチって消耗する
僕がやってしまった失敗
「副業で稼ぐためには経費を抑えなければ」と思い、全ての作業を手動でやろうとしていました。
ブログ記事の構成考案、画像作成、文章校正…全て自分でやっていたため、1記事書くのに8時間もかかっていました。
時給換算すると200円以下。これでは続けられません。
なぜこの失敗が危険なのか
効率化を軽視すると:
- 時間対効果が極端に悪くなる
- 作業量に対して成果が見合わない
- AI活用できる人との差が開き続ける
- 単純作業で消耗してアイデアが浮かばない
2025年の今、AIツールを使わないのは「電卓を使わずに暗算で経理をする」ようなものです。
具体的な回避方法
僕が実際に使って効果があったツール:
- ChatGPT Plus(月2,000円):記事構成・文章作成・アイデア出し
- Canva Pro(月1,500円):画像・バナー作成
- Grammarly(月1,000円):文章校正・推敲
- マネーフォワードME(月500円):収支管理
これらのツール導入で、1記事の作成時間が8時間→2時間に短縮されました。月額5,000円の投資で、作業効率が4倍になったんです。
AIツールを使った副業の詳しい方法は、こちらで実際の収益と合わせて公開しています:
ChatGPTを使った1ヶ月間のリアルな体験談はこちら:
失敗7:短期間で成果を求めすぎて挫折する
僕がやってしまった失敗
副業を始めて1ヶ月、収益は300円。「こんなペースでは全然ダメだ」と焦り、いろんな副業に手を出し始めました。
ブログ、ライティング、動画編集、プログラミング…結果的にどれも中途半端で、3ヶ月目には完全に燃え尽きて副業をやめてしまいました。
その後半年間のブランクを経て、「長期視点で継続する」ことの大切さを学び、再スタートしました。
なぜこの失敗が危険なのか
短期思考の問題点:
- 成果が出るまでの「助走期間」を理解していない
- 複数の副業に手を出して中途半端に終わる
- 小さな失敗で心が折れやすい
- 継続による複利効果を得られない
副業は指数関数的に成果が伸びるもの。最初の数ヶ月は投資期間だと考えることが大切です。
具体的な回避方法
長期継続のためのマインドセット:
- 最初の3ヶ月は学習期間と割り切る
- 1つの副業に集中して深く取り組む
- 小さな改善を積み重ねることを重視
- 同じ目標を持つ仲間を見つける
僕の場合、ブログ一本に集中してから状況が変わりました。1ヶ月目の実際の収益と学んだことは、こちらで包み隠さず公開しています:
【実体験】副業ブログを始めて1ヶ月|収益・アクセス・学んだこと
失敗を最小限に抑える「副業成功の3つの原則」
これまでの失敗経験から、僕が学んだ副業成功の3つの原則をお伝えします:
原則1:小さく始めて、継続することを最優先にする
完璧を求めず、60点で始めて回しながら改善する。継続できれば必ず成果は出ます。
原則2:正しい情報を得て、ルールを守る
会社の規定、税法、各プラットフォームの利用規約など、基本的なルールの理解は必須です。
原則3:効率化に投資して、長期視点で取り組む
時間は有限です。ツールへの投資をケチらず、長期的な視点で判断しましょう。
今日からできる5つのアクション
失敗を避けて副業を始めるために、今日からできることをまとめました:
1. 会社の就業規則を確認する
所要時間:30分 副業・兼業に関する規定をチェックし、申請が必要な場合は準備を始めましょう。
2. 家計簿アプリをダウンロードする
所要時間:15分 収支管理の仕組みを整えましょう。おすすめアプリの比較はこちらを参考に。
3. クラウドソーシングサイトに登録する
所要時間:20分 まずは小さな案件から始めて、「稼ぐ感覚」を掴みましょう。具体的な始め方はこちらの記事で解説しています。
4. 証券口座を開設する
所要時間:15分 副業で得た収入を投資に回すため、NISA対応の証券口座を開設しましょう。SBI証券と楽天証券の比較はこちらを参考に。
5. 副業の目標と計画を紙に書く
所要時間:20分
- なぜ副業を始めるのか
- 3ヶ月後、6ヶ月後、1年後の目標
- 週にどのくらいの時間を使えるか
この5つのアクションを今日中に完了すれば、明日から実際に副業をスタートできます。
まとめ:失敗は成功への最短ルート
僕自身、ここでお伝えした7つの失敗をすべて経験しました。当時は「なんて情けない…」と落ち込みましたが、今思えばそれらの失敗があったから今があると感じています。
大切なのは、失敗を恐れすぎないこと。そして同じ失敗を繰り返さないことです。
この記事を読んでくれたあなたは、僕と同じ失敗をする必要はありません。先人の失敗から学んで、効率よく副業を軌道に乗せてください。
副業と投資を組み合わせた資産形成の全体像を知りたい方は、こちらの記事もぜひ読んでみてください:
【保存版】副業×投資で経済的自由を目指す20代会社員の戦略マップ
一緒に、堅実に、でも熱く経済的自由を目指していきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。