はじめに:
「副業を始めたいけど、まず節約で資金を作りたい…」そんな僕が月2万円の固定費削減に成功した話
こんにちは、三井サラリーマンです。
副業で月5万円を稼げるようになった僕ですが、実は副業を始める前に「固定費の削減」に本気で取り組んでいました。なぜなら、副業で稼ぐより先に、無駄な支出を減らす方が確実で即効性があるからです。
副業を始めた当初の僕の状況はこんな感じでした:
- 手取り25万円の20代会社員
- 生活費で精一杯、投資に回すお金がない
- 「副業用のパソコンを買いたいけど貯金がない…」
- 「何にお金を使っているかよくわからない」
そんな僕が固定費の見直しを徹底的に行った結果、月2万円の節約に成功。この2万円が副業資金となり、今では副業で月5万円、投資でも着実に資産を増やしています。
もしかして、あなたもこんな悩みを抱えていませんか?
- 「給料は上がらないのに、支出ばかり増えている」
- 「副業を始めたいけど、まず資金を作りたい」
- 「節約しているつもりだけど、お金が貯まらない」
- 「何から手をつければいいかわからない」
僕も全く同じ悩みを抱えていました。
でも、固定費を見直すことで、我慢や努力をしなくても自動的に節約できる仕組みを作ることができたんです。この記事では、僕が実際に取り組んで効果があった「すぐにできる節約術5選」を、具体的な節約額と合わせて包み隠さずお話しします。
副業で稼ぐ前に、まずは支出を最適化して「お金の体質改善」をしていきましょう。
なぜ固定費削減が最優先なのか?|データで見る節約効果
節約と聞くと「食費を削る」「我慢する」といったイメージを持つ人が多いですが、実は最も効果的で持続可能な節約は「固定費の削減」です。
固定費削減の3つのメリット
①一度見直せば、継続的に効果が続く
食費を1日500円節約するより、携帯料金を月5,000円安くする方が楽で確実です。なぜなら、固定費は一度見直せば自動的に節約が続くからです。
②精神的なストレスがない
「今月は外食を控えよう」といった我慢型の節約は続きません。でも固定費の削減は、一度設定すれば我慢することなく節約効果を享受できます。
③副業の初期投資に回せる
僕の場合、固定費削減で浮いた月2万円を以下のように活用しました:
- 副業用ノートパソコン購入:10万円
- 有料のAIツール(ChatGPT Plus):月2,000円
- オンライン学習コース:月3,000円
- 投資信託の積立:月15,000円
固定費削減は「節約」ではなく「投資のための資金作り」なんです。
20代社会人の平均固定費と削減ポテンシャル
総務省の統計データによると、20代社会人の平均的な固定費は以下の通りです:
項目 | 平均月額 | 削減可能額 | 削減後目標額 |
---|---|---|---|
住居費 | 65,000円 | ±0円※ | 65,000円 |
通信費 | 11,000円 | △6,000円 | 5,000円 |
光熱費 | 8,000円 | △1,500円 | 6,500円 |
保険料 | 15,000円 | △8,000円 | 7,000円 |
サブスク等 | 3,000円 | △1,500円 | 1,500円 |
合計 | 102,000円 | △17,000円 | 85,000円 |
※住居費は今回は対象外(引っ越しコストを考慮)
この表からわかるように、住居費以外の固定費だけで月17,000円の削減が可能です。年間にすると20万円以上の節約になります。
【実体験公開】僕が取り組んだ固定費削減5選|具体的な節約額も大公開
それでは、僕が実際に取り組んで効果があった節約術を、リアルな数字と合わせてご紹介します。
節約術①:スマホ料金の見直し|年間6万円の削減に成功
before → after
- 削減前:大手キャリア(ドコモ)月9,500円
- 削減後:楽天モバイル 月2,500円
- 年間節約額:84,000円
実際にやったこと:
- 現在の料金プランを確認
ドコモの明細を見たら、使いもしないオプションに月2,000円も払っていました。 - データ使用量をチェック
実際の使用量は月7GB程度。20GBプランは完全にオーバースペックでした。 - 格安SIMの比較検討
楽天モバイル、ahamo、povo2.0を比較した結果、楽天モバイルに決定。 - 乗り換え手続き
オンラインで約30分で完了。思ったより簡単でした。
乗り換えて良かった点:
- 料金が1/4以下になった
- 通信品質も問題なし(都市部在住のため)
- 楽天ポイントが貯まりやすくなった
注意点:
- 地方では通信が不安定な場合がある
- キャリアメールが使えなくなる(Gmailで代用)
おすすめの格安SIM(2025年最新):
- 楽天モバイル:月3GB以下なら1,078円、無制限でも3,278円
- ahamo:月20GBで2,970円、ドコモ品質で安心
- povo2.0:基本料0円、使った分だけ課金
節約術②:サブスクサービスの大掃除|月3,500円の削減
before → after
- 削減前:月額サブスク料金 5,200円
- 削減後:月額サブスク料金 1,700円
- 年間節約額:42,000円
見直し前のサブスク一覧(恥ずかしながら公開):
- Netflix:月1,490円(ほぼ見てない)
- Spotify Premium:月980円(YouTube Musicで代用可能)
- Adobe Creative Cloud:月2,728円(年数回しか使わない)
- 削除:Amazonプライム・ビデオ以外の動画サブスク
- 削除:使わないアプリの有料版
見直し後のサブスク:
- Amazonプライム:月408円(年払い)
- YouTube Premium:月1,180円(広告なしは必須)
- ChatGPT Plus:月2,000円(副業で活用)
見直しのコツ:
- サブスクリプション一覧を作成
クレジットカードの明細から洗い出し - 3ヶ月ルールを適用
3ヶ月使わなかったサービスは解約 - 代替手段を検討
NetflixはAmazonプライム・ビデオで代用 - 年払い割引を活用
継続するサービスは年払いに変更
節約術③:保険料の見直し|月8,000円の削減
before → after
- 削減前:月額保険料 12,000円
- 削減後:月額保険料 4,000円
- 年間節約額:96,000円
見直し前の保険(完全に過剰でした):
- 終身保険:月8,000円(貯蓄型、利回り1%以下)
- 医療保険:月3,000円(入院日額1万円、過剰な保障)
- がん保険:月1,000円(医療保険と重複)
見直し後の保険:
- 掛け捨て定期保険:月2,000円(必要最低限の死亡保障)
- 医療保険:月2,000円(入院日額5,000円に下げ)
保険見直しの考え方:
①「保険は万が一への備え、投資は資産形成」で役割分担
終身保険は保険と投資が混在していて効率が悪いです。保険は保険、投資は投資で分けて考えることで、より効率的な資産形成ができます。
②20代独身なら最低限の保障で十分
多額の死亡保障は必要ありません。医療保険も高額療養費制度があるので、過剰な保障は不要です。
③浮いたお金は投資信託へ
保険料削減で浮いた月8,000円は、年利5%が期待できる投資信託の積立に回しています。
節約術④:光熱費の削減|月1,500円の節約
before → after
- 削減前:電気代7,000円+ガス代3,500円 = 10,500円
- 削減後:電気代5,500円+ガス代3,500円 = 9,000円
- 年間節約額:18,000円
具体的にやったこと:
①電力会社の乗り換え
- 東京電力 → 楽天でんきに変更
- 基本料金0円で、使った分だけの従量課金
- 楽天ポイントも貯まる
②電気使用量の見える化
- スマートプラグを導入して待機電力をチェック
- 使っていない家電のコンセントを抜く習慣
③エアコンの効率化
- フィルター掃除を月1回実施
- 設定温度を夏28℃、冬20℃で固定
- サーキュレーターで空気循環を改善
効果的だった節約ポイント:
- 電力会社変更:月1,000円削減
- 待機電力カット:月300円削減
- エアコン効率化:月200円削減
節約術⑤:家計簿アプリで支出の見える化|隠れた無駄を発見
導入効果
- 使途不明金:月15,000円 → 月3,000円
- 無駄な支出の削減:月12,000円
- 年間効果:144,000円
実は、これが最も効果的だった節約術です。
使った家計簿アプリ:マネーフォワード ME
- 銀行口座・クレジットカード・電子マネーを全自動連携
- レシート撮影で現金支出も簡単記録
- カテゴリ別支出分析で無駄を発見
家計簿アプリで発見した「隠れた無駄」:
- コンビニでの無意識支出:月8,000円
毎日のコーヒーとお菓子で積み重なっていました - 使わないサブスクの重複課金:月2,000円
同じようなサービスに複数課金していました - ATM手数料:月500円
平日昼間の引き出しを心がけて手数料ゼロに - 外食の頻度:月6,000円削減
週4回 → 週2回に減らして自炊を増やしました
おすすめ家計簿アプリ比較:
アプリ | 月額料金 | 連携可能数 | おすすめポイント |
---|---|---|---|
マネーフォワード ME | 無料(4件まで) | 2,500以上 | 投資も含めた資産管理 |
Zaim | 無料(無制限) | 1,300以上 | レシート読み取り精度が高い |
マネーツリー | 無料(50件まで) | 2,600以上 | シンプルで使いやすい |
僕はマネーフォワード MEを選びました。理由は:
- 証券口座との連携で投資状況も一括管理
- カテゴリ自動分類の精度が高い
- 月次レポートが見やすい
【総まとめ】僕の固定費削減実績|月20,500円→年間24万円の節約
1年間かけて取り組んだ固定費削減の最終結果をまとめます。
項目 | 削減前 | 削減後 | 月間削減額 | 年間削減額 |
---|---|---|---|---|
① スマホ料金 | 9,500円 | 2,500円 | 7,000円 | 84,000円 |
② サブスク整理 | 5,200円 | 1,700円 | 3,500円 | 42,000円 |
③ 保険料見直し | 12,000円 | 4,000円 | 8,000円 | 96,000円 |
④ 光熱費削減 | 10,500円 | 9,000円 | 1,500円 | 18,000円 |
⑤ 支出見える化 | – | – | 500円 | 6,000円 |
合計 | 37,200円 | 17,200円 | 20,500円 | 246,000円 |
年間24万円の節約を達成!
この24万円を以下のように活用しています:
- 副業投資:月3万円(年36万円)
- ノートパソコン、モニター、チェア等
- 有料ツール(ChatGPT Plus、Canva Pro等)
- オンライン学習コース
- 投資信託積立:月15万円(年18万円)
- eMAXIS Slim オール・カントリー
- SBI証券のつみたてNISA活用
副業と投資の両輪で資産形成を加速させることができました。
【実践ガイド】今すぐできる固定費削減ロードマップ
「やってみたい!」と思ったあなたのために、具体的な実践手順をお教えします。
Week 1:現状把握フェーズ
①固定費の棚卸し
- 銀行口座の引き落とし明細をチェック
- クレジットカードの月額課金をリストアップ
- 各項目の年間総額を計算
②家計簿アプリの導入
- マネーフォワード MEに登録
- メインの銀行口座・クレジットカードを連携
- 1週間、全ての支出を記録
Week 2:スマホ料金見直し
①現在の料金プラン確認
- 月額料金と内訳をチェック
- データ使用量を3ヶ月分確認
- 不要なオプションを特定
②格安SIM比較検討
③乗り換え手続き
- MNP予約番号取得
- オンラインで申し込み
- SIM到着後、開通手続き
Week 3:サブスク・保険見直し
①サブスク一覧作成
- App Store/Google Playの購入履歴確認
- クレジットカードの定期課金確認
- 3ヶ月以上使っていないサービスを特定
②保険の見直し検討
- ネットで保険の相見積もり
- 現在の保障内容と必要保障額を比較
- 掛け捨て保険への乗り換え検討
Week 4:光熱費削減&最適化
①電力会社比較
- エネチェンジで一括比較
- 年間節約額をシミュレーション
- 楽天でんき等への乗り換え検討
②省エネ対策実施
- LED電球への交換
- エアコンフィルター清掃
- 待機電力カット(コンセント抜き)
【注意点】固定費削減で失敗しないための3つのポイント
1年間取り組んできた中で、失敗したことや注意すべきポイントもありました。
失敗①:安さだけを重視して品質を軽視
やらかしたこと:
格安SIMで最安のプランを選んだら、通信速度が遅すぎて仕事に支障が出ました。
学んだこと:
コストパフォーマンスを重視し、最低限の品質は確保する。副業や投資で収益を上げる方が重要です。
失敗②:一度に全部変更してストレス過多
やらかしたこと:
1ヶ月で全ての固定費を変更したら、手続きに追われて疲弊しました。
学んだこと:
月1つずつ見直すペースが最適。急がば回れです。
失敗③:削減した分をすぐに浪費
やらかしたこと:
スマホ料金が安くなった分、外食費が増えてしまいました。
学んだこと:
削減分は即座に投資や副業資金として別口座に移す仕組みを作ることが重要。
【さらなる効果を求める人へ】上級者向け節約術
基本の5つをマスターしたら、さらに効果的な節約術に挑戦してみましょう。
住居費の見直し(効果大・難易度高)
- 家賃交渉:更新時期に家賃減額交渉
- シェアハウス:一人暮らしから切り替えで月3-5万円削減
- 会社の住宅補助:制度を最大限活用
税金・社会保険の最適化
- iDeCo:所得控除で節税効果
- ふるさと納税:実質2,000円で返礼品ゲット
- 医療費控除:年間10万円超で申告
クレジットカードの見直し
- 年会費無料高還元カードへの集約
- 三井住友カード ゴールド(NL):投資還元1%
- 楽天カード:楽天経済圏での高還元
【体験談】固定費削減が人生を変えた3つの変化
固定費削減に取り組んで1年。数字以上に大きな変化がありました。
変化①:お金に対する意識が激変
Before:
「なんとなくお金が減っている」状態
After:
「1円単位で支出をコントロール」できるように
家計簿アプリで支出が見える化されたことで、お金の流れを完全に把握できるようになりました。「なんとなく」から「意識的」な支出に変わったことで、無駄遣いが激減しました。
変化②:副業・投資への取り組み方が変化
Before:
「お金がないから副業も投資もできない」
After:
「節約で作った資金で積極的に自己投資」
固定費削減で月2万円の余裕ができたことで、副業用の機材購入や有料ツールへの投資ができるようになりました。結果として、副業収益も月5万円まで成長しています。
変化③:将来への不安が大幅に軽減
Before:
「将来お金が足りるか不安」
After:
「計画的な資産形成で将来に希望」
月2万円の節約 + 月5万円の副業収益 + 投資リターンにより、年間100万円以上の資産増加を実現。30歳までに1,000万円の資産形成も見えてきました。
【Q&A】固定費削減でよくある質問
Q1:格安SIMに変えて後悔しませんか?
A:最初は少し不安でしたが、今は全く問題ありません。
楽天モバイルに変更して1年経ちますが、都市部では通信品質も問題なし。年間8万円の節約効果を考えると、変更して本当に良かったです。
Q2:保険を減らして万が一のことがあったら?
A:必要最低限の保障は残しつつ、過剰部分をカットしました。
20代独身であれば、高額な死亡保障は不要。医療保険も高額療養費制度があるので、月5,000円程度の保障で十分です。浮いた保険料を投資に回す方が、長期的には資産形成に効果的です。
Q3:家計簿アプリでお金の管理をするのは面倒では?
A:最初だけ設定すれば、あとは全自動です。
マネーフォワード MEは、口座やカードと連携すれば自動でカテゴリ分類してくれます。月1回チェックするだけで、支出状況が把握できるので、手書き家計簿より圧倒的に楽です。
Q4:一人暮らしでも月2万円の削減は可能ですか?
A:可能です。むしろ一人暮らしの方が自由度が高いです。
実家暮らしと違って、すべての固定費を自分で決められるのが一人暮らしの強み。スマホ・サブスク・保険の見直しだけでも月1.5万円程度は削減できるはずです。
【まとめ】固定費削減で副業資金を作り、人生を変えよう
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
固定費削減に取り組んで1年。年間24万円の節約を達成し、その資金を副業と投資に回すことで、人生の選択肢が大幅に広がりました。
重要なのは「完璧を求めず、できることから始めること」。
全部を一度に変える必要はありません。まずは家計簿アプリを導入して現状把握から始めるだけでも、大きな第一歩です。
【今日からできるアクション】
- 家計簿アプリをダウンロード(マネーフォワード ME推奨)
- スマホ料金の明細をチェック
- 使っていないサブスクを1つ解約
【1ヶ月後の目標】
- 月5,000円の固定費削減達成
- 削減分を副業資金用口座に移動
- 次の見直し項目を決定
【最後のメッセージ】
副業で稼ぐことも大切ですが、まずは支出をコントロールすることが資産形成の第一歩です。
僕が固定費削減で学んだ最も大切なことは、「お金は使うためにあるけれど、意識的に使うことが重要」だということです。
無駄な固定費を削減して浮いたお金を、副業・投資・自己投資に回すことで、単なる節約から人生を変える行動に変わります。
僕のブログでは、これからも副業と投資の実体験を包み隠さず公開していきます。一緒に経済的自由を目指して、歩んでいきましょう。
あなたの豊かな未来への第一歩が、今日から始まりますように。
固定費削減に役立つサービス・ツール
【家計簿アプリ】
- マネーフォワード ME:投資も含めた総合資産管理
- Zaim:無料で口座連携無制限、レシート読み取り精度◎
- マネーツリー:シンプルで使いやすいインターフェース
【格安SIM・通信】
【電力会社比較】
【クレジットカード】
- 三井住友カード ゴールド(NL):投資信託積立で1%還元
- 楽天カード:年会費永年無料、楽天市場でポイント3倍
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