副業実践記

【副業の履歴書 書き方】会社にバレずに採用される完全ガイド|20代会社員の実体験

「副業を始めたいけど、履歴書の書き方が分からない…」
「本業の会社名って書くべき?もし副業がバレたらクビになるんじゃ…」

こんにちは、三井サラリーマンです。

今でこそ副業で月5万円以上を稼げるようになった僕ですが、初めて業務委託の案件に応募しようとした時、あなたと全く同じ壁にぶつかりました。

転職活動で書く履歴書とは、何かが違う。でも、何が正解なのか分からない。

ネットで調べても断片的な情報ばかりで、不安だけが募っていく。そんな夜を過ごした経験があります。

もしあなたが、

  • 副業の履歴書と転職の履歴書の違いが分からない
  • 会社にバレるのが怖くて、職務経歴欄の手が止まってしまう
  • 「お金のため」という本音を、どう志望動機に書けばいいか悩んでいる
  • 採用担当者に「この人に任せたい!」と思われる書き方を知りたい

そう思っているなら、この記事はきっとあなたの役に立ちます。

この記事では、僕が実際に複数の副業案件に応募し、採用を勝ち取ってきた経験から導き出した「会社にバレるリスクを限りなくゼロにし、採用率を劇的に上げる履歴書の書き方」の全てを、具体的な例文付きで解説します。

【結論】副業の採用担当者は「たった3つ」しか見ていない

忙しいあなたのために、まず結論からお伝えします。副業の採用担当者が履歴書で見ているのは、突き詰めると以下の3つのポイントだけです。

  1. 即戦力となるスキル・経験はあるか?
    • 副業は研修期間などありません。採用後すぐに、業務で活躍できるスキルを持っているかが最重要視されます。
  2. 本業と両立できるか?(自己管理能力)
    • 納期を守れるか、安定して稼働時間を確保できるかなど、本業がある中で責任をもって業務を遂行できるかを見ています。
  3. 信頼できる人柄か?
    • リモートでのやり取りが中心になるため、円滑なコミュニケーションが取れるか、責任感があるかといった基本的な人柄が重要になります。

転職活動が「ポテンシャル」や「将来性」も見られるのに対し、副業は「今すぐ、どれだけ貢献してくれるか」という即戦力採用であること。この違いを理解するだけで、書くべき内容が明確になるはずです。

【最重要】会社にバレない!履歴書の「職務経歴」の書き方

「本業の会社名は書くべき…?」これが一番の悩みどころですよね。僕も本当に悩みました。

結論から言うと、会社名を具体的に書く必要はありません。

副業がバレるリスクを冒してまで、正式名称を書くメリットは何一つありません。大切なのは「どんな業界で、どんな業務をして、どんなスキルを身につけたか」を伝えることです。

OK例とNG例

【NG例:これだとバレるリスクあり】

株式会社〇〇商事(2023年4月~現在)

営業第一部にて、法人向け新規開拓営業に従事。

【OK例:これならバレずにスキルをアピールできる】

都内IT系事業会社(2023年4月~現在)

法人向けSaaS製品の新規開拓営業に従事。

主な業務内容:

  • テレアポ、訪問による新規顧客開拓
  • 顧客への提案資料作成(PowerPoint, Excel)
  • 導入後のカスタマーサポート

このように「業界」と「職種」でぼかしつつ、副業に活かせる具体的な業務内容を書き出すのがポイントです。これなら、あなたがどこの誰なのか特定されるリスクを大幅に減らせます。

会社にバレないための対策については、こちらの記事でさらに詳しく解説しているので、不安な方はぜひ読んでみてください。

👉 関連記事: 【副業禁止の会社員必見】バレない副業の選び方と5つの対策法|2025年最新版

【項目別】採用担当者に響く!副業履歴書の書き方完全ガイド

それでは、各項目ごとに具体的な書き方を、僕の実体験を交えて解説していきます。

①学歴・職歴・免許・資格

  • 学歴・職歴: 基本的な情報を簡潔に記載します。職歴は先ほどの「バレない書き方」を徹底してください。
  • 免許・資格: 副業に関連する資格は積極的にアピールしましょう。
    • (例)Webライター → Webライティング技能検定、SEO検定
    • (例)事務・経理 → MOS、簿記検定

②志望動機

「お金を稼ぎたいから」という本音を、いかにポジティブな貢献意欲に変換できるかが腕の見せ所です。

【NG例:自分本位な動機】

  • 「空いた時間を使って、お小遣いを稼ぎたいと思いました。」
  • 「在宅でできる仕事を探しており、こちらの案件に興味を持ちました。」

【OK例:スキルと貢献意欲をアピール】

  • 「貴メディアの『〇〇』という記事を拝見し、読者に寄り添う丁寧な情報発信に感銘を受けました。本業の営業職で培ったリサーチ力と提案力を活かし、私も読者の課題を解決する記事作成に貢献したいと考えております。」
  • 「本業でExcelを使ったデータ分析を3年間担当しており、正確性とスピードには自信があります。そのスキルを活かして、貴社の業務効率化に貢献できると確信し、応募いたしました。」

ポイントは、「自分のスキル」が「相手のメリット」にどう繋がるかを明確に言語化することです。

③自己PR

ここでは「本業との両立ができる信頼性の高い人材であること」をアピールします。

【アピールすべき3つの能力】

  1. 自己管理能力:「本業の傍ら、毎日2時間の学習を1年間継続しています」など、計画性や継続力を示すエピソードを具体的に書きます。
  2. コミュニケーション能力:「リモートワークが中心となるため、チャットやメールでの迅速かつ丁寧な報告・連絡・相談を徹底します」と宣言します。
  3. PC・ITスキル:「Chatwork、Slack、Zoomなどのビジネスツールは日常的に使用しており、スムーズな連携が可能です」など、使えるツールを具体的に挙げます。

④本人希望記入欄

ここは「稼働条件」を明確に伝える重要な項目です。曖昧に書くと、後々のトラブルの原因になります。

【具体的な記入例】

  • 稼働可能な時間帯:
    • 平日:20:00~22:00(1日2時間程度)
    • 土日祝:9:00~13:00(1日4時間程度)
    • 週合計15~20時間程度の稼働を想定しております。
  • 連絡可能な時間帯:
    • 平日12:00~13:00、19:00以降は比較的スムーズに返信可能です。チャットの確認は随時行っております。

このように具体的に書くことで、採用担当者もあなたに仕事を依頼した後のイメージが湧きやすくなります。

【コピペOK】職種別・履歴書の志望動機&自己PR例文集

「理屈は分かったけど、自分の場合はどう書けば…」というあなたのために、人気の副業に合わせた例文を用意しました。

例文1:Webライター

  • 志望動機: 貴社が運営する金融メディアの「20代の資産形成」というテーマに強く共感しております。私自身、会社員として副業と投資を実践しており、そのリアルな体験談(月5万円の副業収入達成、NISAでの資産運用など)を基に、読者と同じ目線に立った説得力のある記事を作成できると考えております。
  • 自己PR: SEOの基本(キーワード選定、見出し構成)を独学で学び、個人ブログを運営しています。納期遵守はもちろんのこと、読者の検索意図を深く理解し、満足度の高いコンテンツを提供することをお約束します。

例文2:データ入力

  • 志望動機: 〇〇業界の発展にデータという側面から貢献されている貴社の事業に魅力を感じました。前職では月100件以上の請求書処理を担当し、ミスのない正確なデータ入力スキルを培ってまいりました。その経験を活かし、貴社のデータ基盤整備に貢献したいです。
  • 自己PR: 1分間に200文字以上のタイピングが可能で、ExcelではVLOOKUP関数やピボットテーブルを用いたデータ集計も得意としております。地道な作業を正確に、かつ効率的に進める集中力には自信があります。

例文3:SNS運用代行

  • 志望動機: 貴社ブランドのInstagramを拝見し、洗練された世界観とファンとの温かい交流に感銘を受けました。私自身、趣味の〇〇に関するアカウントを運用し、半年でフォロワーを3,000人まで伸ばした経験があります。企画立案から画像作成(Canva使用)、分析まで一貫して行ってきたノウハウを活かし、貴社のファンエンゲージメント向上に貢献したいです。
  • 自己PR: 最新のSNSトレンドを常にキャッチアップし、テストと改善を繰り返すのが得意です。PhotoshopやIllustratorの基本操作も可能で、投稿コンテンツのクオリティにもこだわることができます。ユーザーとの丁寧なコミュニケーションを通じて、ブランドイメージ向上に努めます。

履歴書だけじゃない!採用率を上げる「プラスα」の武器

特にWebライターやデザイナーなどのクリエイティブ職では、履歴書と合わせて「ポートフォリオ(実績集)」の提出を求められることがほとんどです。

まだ実績がない場合は、

  • 個人ブログの記事: 自分の実体験や得意なことを記事にする。
  • noteでサンプル記事を公開する: 応募したいメディアのテイストに合わせて記事を作成する。

など、あなたのスキルレベルが分かるものを事前に用意しておきましょう。これがあるだけで、採用率は格段に上がります。

まとめ:副業の履歴書は、未来の自分への「プレゼン資料」だ

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。

副業の履歴書で大切なことをもう一度振り返りましょう。

  • 採用担当者は「即戦力」「両立可能性」「信頼性」を見ている。
  • 本業の会社名はぼかしてOK。バレるリスクを回避する。
  • 志望動機では「自分のスキル」と「相手のメリット」を結びつける。
  • 自己PRでは「自己管理能力」をアピールする。
  • 稼働時間は具体的に明記する。

転職活動の履歴書が「これまでの自分」を証明するものだとしたら、副業の履歴書は「これから個人としてどう貢献できるか」をアピールする、未来の自分へのプレゼンテーションです。

難しく考える必要はありません。この記事で紹介したポイントを押さえ、あなたの言葉で誠実に伝えれば、きっと道は開けます。

「自分にできるか不安…」という方は、まずは履歴書不要のタスク案件から始めてみるのも一つの手です。僕も最初はクラウドワークスの簡単なタスクから始め、少しずつ自信をつけていきました。

👉 関連記事: クラウドソーシングで月1万円稼ぐロードマップ【初心者向け】

あなたの副業への第一歩を、心から応援しています。

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ABOUT ME
三井サラリーマン
某三井系の会社で働く20代サラリーマン。 本業は安定収入を確保しながら、副業での経済的独立を目指して日々奮闘中。 学生時代から資産運用に興味を持ち、今ではAIやITツールを活用した効率的な副業に挑戦しています。 平日はオフィスで数字と格闘し、休日はカフェでコーヒーを片手にブログや副業のアイデアを練るのがルーティン。 テニスやギターなど、仕事以外の趣味も全力で楽しむライフスタイルを大切にしています。 このブログでは、「会社員でもできる!効率的かつ再現性のある副業術」を、実体験と具体的なノウハウを交えて発信中。 同じように「将来はもっと自由に働きたい」と思っている方に、ヒントや勇気をお届けします。